借金
住宅ローンや自動車ローンを除くと、お金を借りるというと、悪いイメージがついてまわるものです。
借金とはどういうことなのか、自分のお金に対する考え方の整理も兼ねて。
良い借金
時間を、借り入れ金利で買う
借り入れ金利を超えるリターンが見込める
悪い借金
浪費や消耗品のための借金
良い借金
時間を、借り入れ金利で買う
物事をすすめる上で、どうしても必要なものって有りますよね。例えるなら、コンビニでは、店舗の物件や、外装・レジなどの備品や売るための品物など。個人で言えば、仕事に行くためにどうしても必要な自家用車など。
コンビニの初期投資に1000万円かかるとします。手元にある資金は700万円。300万円を借りて事業を始める。こういう借金は良いです。
手元資金のみでやろうとすると、300万円を貯めるための時間のロスが発生します。その上すでに手元にある700万円も、貯まり切るまで寝かせておく必要があります。
時間を買うと考えれば金利にも納得できます。
金利を超えるリターンが見込める
5%の借り入れ金利で10%のリターンが取れるなど、借用金利を上回るリターンが見込める場合は、良い借金といえます。
不動産投資や、会社経営における借金はこのような性質の借金が多いと思われます。先に述べた自家用車も、出勤できなければそもそもお給料が入ってきません。
悪い借金
浪費や消耗品のための借金
高級ブランド品を買うためや、ギャンブルで借金をする。自分の持っているお金で行う分には良いのですが、金利まで払って消費に走る。身の丈に合わない借金をすれば人はいとも簡単に破滅します。
個人で借りる場合10%以上の金利を支払う事になります。借金でものを買うという行為は、10%の上乗せ金額で買っているのと同じです。
その上、経年劣化で価値が下がる・消費してしまえばなくなる・ギャンブルはそもそも胴元が勝つようにできている。一般で言われる悪い借金とはこちらのイメージです。
お金はよくも悪くも、人を振り回す道具。うまい道具使いをしたいものです。
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