仮想通貨についての考察

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レンダクル(大)

仮想通貨ってなんぞや

BitCoinや、Ripple、モナコインなど。時折ニュースなんかで、話題になるアレです。
Bitcoinの取引所MtGoxの破綻はメディアなどでも大々的に放映されたのでご存知の方もいらっしゃるかと思います。フィンテック関連で、話題になることも増えたので再掲。

資金決済法の改正案もとびだすなど、話題沸騰中なので追記しましたヽ(`・ω・´)ノ

Bitcoinを例に

特徴をあげますと

  1. 運営者が特定の存在に依存しない。誰もが管理をしてないけど管理されている
  2. 相互が信用できないインターネットでも決済を信用することができる
  3. 決済に管理サーバーを必要としない
  4. 国家が介在しない
  5. 通貨の総量が決められている
  6. 円やドルと同じように、現実の買い物などに使える

下記に私が思うことを列記していきます。

1.運営者が特定の存在に依存しない。誰もが管理をしてないけど管理されている

2.相互が信用できないインターネットでも決済を信用することができる

Bitcoinを例にあげると、ブロックチェーンで、決済情報が管理されています。ただ、この決済情報本当に信用できるものなのでしょうか。

最近問題になったSSLの脆弱性のように、現在は、安全な技術でも、テクノロジー発達により、設計時には想定していなかったような、セキュリティリスクにさらされる危険性。

開発され続けていく中で作られた、バックドアや、未知の脆弱性利用、大規模BOTネットなどを使ったハッキング行為による、クライアントに対するブロックチェーンの大規模改ざん。

これは現在流通する通貨が、しばしば偽札に悩まされるのと同様のことが想定されます。。その都度通貨は、偽造防止のため、新紙幣を発行したりできますが、BitCoinにそのような代替技術は可能なのでしょうか。

3.決済に管理サーバーを必要としない

上述のような仕組みのため、管理サーバーを利用する従来方式と比べて、決済に時間がかかるというデメリットが発生します。決済の確認を行うために、従来方式であれば、決済情報を一括管理するサーバーに問い合わせ、取引が正当なものであるかの確認が取れます。

決済の認証を不特定多数が管理するブロックチェーンに依存する限り、複数確認・検証する必要が出てきます。この分だけ決済に時間が掛かる。現状では10分程度決済に時間がかかるという。即時決済を求められる小売業なのでは、このデメリットは大きいと思います。

反面、管理サーバーを介していないため、サーバーの故障で使えなくなるというトラブルは、情報が各所に分散されているため可用性は向上します。

4.国家が介在しない

責任の所在が不明確である。これに付きます。国家が流通させる通貨は、紙幣や貨幣ともに国家がその価値を保証しているため、物やサービスの対価として利用できます。

BitCoinの場合、BitCoinというそれ自体が構築しているP2Pネットワークが担保価値として、通貨の価値が保証されています。

国家が主体の通貨は、国家が存続ないし、財政破綻を起こさない限り、通貨としての保証は行われます。

お金を発行する権利、「通貨発行権」は国家が持っている、独占権をもち、その価値を国家の信頼を担保として、紙切れや、金属の塊を、通貨として流通させているものです。

国家は、警察や罰則を決める裁判所等の司法権限を有しています。司法権限があるからこそ、秩序ある通貨流通が行われます。

BitCoinは、P2P上にある、クライアントのデーターが通貨の信頼担保とされています。

ですが前述したとおり、脆弱性要因、国家権力によるBitCoin流通規制や禁止。民間が主体である取引所の破綻リスク。国家が介在しないことによる、リスクは膨大なものだと思われます。

例えば国家がBitCoinを違法認定し、流通に関するネットワークトラフィックを法律で規制し始めるなどを行えば、流通が不可能となります。

5.通貨の総量が決められている

金の発掘に例えられる。2100万コインが上限。

金は採掘コストや、埋没している量が、極端に少ない。人類の有史以来掘り出された金の総採掘量は、約16万5千トン 50mプールに約3杯程度。毎年2500トンが採掘され、約20年、約5万1千トンが、掘り尽くされれると言われています。

ビットコイン自体は金に着想を得て考案されたのでしょう。現在の貨幣のようにじゃぶじゃぶにならないので、一定以上の価値を常に持ち続ける。

6.円やドルと同じように、現実の買い物などに使える

日本ではまだ、投機取引の面が強いです。BitCoinは決済機能がまだ未整備です。

・アメリカなど先進的に物事を捉える国であっても、まだまだ少数の店舗でしか取引できません。

・BitCoinが使えない店舗で物やサービスを購入しようと思えば、取引所を通じて、国家の通貨に変更する必要があります。

買い物をしたり、サービスを受けたりするための支払い手段としては、上記の点は致命的です。

そもそもBitCoinは決済情報おを信任するまでに10分程度かかる。支払いを10分待てるお店はなかなか無いだろう。それならクレジットカードや国家がもつ通貨を使うほうが、利便性は高い。

技術の進化や時間が解決するかもしれませんが、今のところはここがネック担っているのは間違いありません。

※2016年3月8日現在 DMMという先進的企業が、BitCoinでの決済を始めたようです。資金決済法の改正案も今国会で審議予定とのこと。仮想通貨が貨幣と同じ価値を持つ日も近いのでしょうか。

総論

素晴らしい技術ですが、まだ既存通貨の代替になるには、未成熟面が多いと私は思います。

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